国内トップクラス[国内トップクラスの成形機専業メーカー]
TOYOは1925(大正14)年に創業した、国内トップクラスの射出成形機メーカーです。私たちは技術力を磨き続け、射出成形機、ダイカストマシンの分野において圧倒的なアドバンテージを市場で示しています。
私たちが提供する製品は、食品トレーから自動車の内装品、DVDやスマートフォンのパーツ、ノートパソコンの外装まで、幅広い領域のマザーマシンとして不可欠の存在です。
技術結晶[メカトロニクス結晶技術(機械工学×電子工学]
東洋機械金属という社名から「機械」「金属(材料)」をイメージする人もいるでしょう。でも、それは違います。 TOYOは多彩な理工系分野のスペシャリストたちが活躍しているメカトロニクスメーカー。 機械工学系出身者はもちろん、マシンの動作・制御に欠かせない電気・電子工学系、材料工学、生産技術、品質管理、物理学、化学、人間工学、デザインなどに特化した技術者で構成されています。
環境への視点[環境への視点。全電動化への挑戦]
TOYOでは油圧式の射出成形機が一般的であった1980年前後から電動駆動式を開発・採用し、品質管理面でパフォーマンスに優れていることを証明しました。成形機の電動化は省エネ、環境面でもメリットを発揮。 その技術は現在、新たに電動式アルミダイカストマシンへと技術革新を遂げています。なお事業所として、いち早くISO9001(品質管理の国際規格)とISO14001(環境マネジメントの国際規格)の認証を取得しています。
世界が認めるブランド[アジアから世界へ。地球市場を相手に前進]
TOYOの売上高の70%は輸出が占めています。早期から積極的に海外に目を向け、実績を築いてきました。
現在、代理店を含む海外の販売拠点は、北京や上海、香港など中国の各都市、台湾、韓国、マレーシア、フィリピン、インドネシア、タイ、インド、イスラエルなどのアジア・中東圏はもちろん、北米、中南米、欧州、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドに拡大中。近年、イタリアに新たな代理店を獲得したほか、北米にも新規取引先を得、ここを足がかりに南米市場への本格的参入を進めています。
中国工場稼動[2007年6月、東洋機械(常熱)有限公司、始動]
拡大する世界市場のニーズに対応するために、TOYOは2007年、中国江蘇省常熟市に「東洋機械(常熟)有限公司 TOYO MACHINERY(CHANGSHU)CO.,LTD.」を設立。 2008年6月にプラスチック射出成形機の生産を開始しました。中国をはじめアジア圏などに向けて製品を送り出しています。
「品質のMade in China」の時代を築くため、TOYOは培ってきた独自の技術を投入し、世界の期待に応え得る射出成形機の生産を目指しています。
技術革新に国境はない[国境を越えた産学協同研究]
グローバル市場を相手にモノづくりを進めるTOYOは、未知の技術領域を開拓し製品に活用するため、積極的に産学共同研究を推進しています。 たとえば東京大学とは流体可視化研究において。また、兵庫県立大学とは金属表面処理の研究に共同で取り組んでいます。 さらにダイカスト分野における需要増が期待できる中国では、精華大学と研究センターを設立。 アルミニウムおよびマグネシウム合金の鋳造基礎研究を進めています。研究開発の推進に国境はありません。
スペシャリスト集団[誇りを持って挑戦するTOYOパーソンたち]
つねに技術革新に挑戦するTOYOは、基礎研究と新製品開発を両輪に研究開発に力を注いでいます。 テクノロジーへの先行投資である基礎研究においては、スクリュー研究、成形・鋳造ソフト研究、金型研究を進めています。 また新製品開発では、多様化する素材の可能性を探りながら、真空鋳造に代表されるような高精度鋳造・成形システムの構築をはじめ、いくつもの新技術領域を開拓中です。 さらに流体可視化・製品精度向上の研究、機械そのものが稼働中に自己修復するAI(人工知能)システムの開発にも取り組んでいます。